株式会社アイネックス ホーム 心身の疲れを癒すリラクゼーションルームの造作 マンションフルリノベーション in 杉並区

マンションリフォーム / リノベーション施工事例

心身の疲れを癒すリラクゼーションルームの造作 マンションフルリノベーション in 杉並区

リノベーション前1階平面図 リノベーション前地下平面図
   築年数:15年  予算:1000万
   ■主な工事
   リラクゼーションルーム造作
   水回り交換:キッチン、浴室、洗面室、トイレ
   和室、寝室のリフォーム
   建具交換:開き戸、引き戸、収納
   床暖房新設:1階、地下
   造作家具工事
   下駄箱交換、玄関床(三和土)貼り替え
   フローリング、クロス貼り替え *アクセントクロス
   2重サッシ工事・網戸交換:内窓、ブラインド網戸
   スイッチ・コンセント交換

心身の疲れを癒す趣味の部屋、リラクゼーションルームの造作 リノベーションプラン

リノベーションプラン:地下平面図
地下は洋室が2部屋と大きな納戸、それと階段下収納があります。

もともと広いひと部屋だったものを、先の住人が2部屋にリフォームしたそうです。

納戸と階段下収納もリノベーションの対象ですが、建具や内部の仕様を変える内容のため、2部屋を広いひと部屋にしてリラクゼーションルームにするリノベーションにスポットを当てて見ていただきます。
■リラクゼーションルームに対してのお客さまのこだわり・ご要望
・テレビを壁掛けにする、大きいテレビボードがほしい
・部分的にレンガをデザインとして組み込みたい
・飾り棚を兼ねた、大きい収納を造りたい
・リラクゼーションルームを横断する梁(デザイン用)を付けて、シーリングファンを使いたい
・内窓(インナーサッシ)を設置して2重サッシにしたい
リノベーション前:洋室6.7帖 リノベーション前:洋室8.8帖
左が洋室6.7帖、右が洋室8.8帖で、天井高は2m66cmと高くて気持ちのいい部屋です。
6.7帖には1.8間、8.8帖には1間半の窓があり、同じ空間に大きな窓が2ヶ所ある造りになります。
また、それぞれにエアコンもついています。

いまは情報社会につき、地下は冬は寒くて夏は暑いという情報から、窓に内窓を付け2重サッシにして、冷暖房効果を高めたいとのご要望があります。
リノベーション前:地下窓枠帖 リノベーション前:地下窓枠帖
内窓は既存の窓枠に設置しますが、最低でも8cm以上必要で、クレセントが干渉する場合はそれ以上になります。
現状は6cmしかないので、寝室(1階)の窓と同様に、内窓を設置すべく対応工事が必要です。
■リノベーションプラン:リラクゼーションルーム平面図
■リノベーションプラン:リラクゼーションルーム概要
入口の開き戸も新しくしますが、同時に左開きから右開きに変更します。
入室して左手に大型の飾り棚兼収納、右手にテレビボードを設置します。

テレビボードの裏は配線スペースにして、見苦しい配線は全部テレビボードの裏に隠します。
また、壁には可動棚収納を造り、飾り棚には置きたくないものを裏に収納します。

奥さまのたってのご要望、レナガを2ヶ所の柱型でデザイン的に使います。
それとご要望にある、2つの窓に内窓を設置して2重サッシ構造にするプランです。
■リノベーションプラン:2重サッシ構造断面図
内窓を設置する断面図です。
まず、既存の奥行6cmの窓枠(グレー)のシートを剥がしたら、6cmの付枠(斜線)をして窓枠の奥行を12cmにして、新旧の窓枠を一緒にシートを巻き込みます。

付枠をした分(6cm)、下枠から下の壁をふかして、自然の形に戻します。

天井面にはカーテンボックスを造作します。

これにて、きれいに内窓が設置できて2重サッシ構造になります。
■リノベーションプラン:南面(ドライエリア側)立面図
入口からドライエリア方向を見ています。 右側のブラウンの塗りつぶしはテレビボードです。
カーテンボックスは窓ごとではなく、1本で通すことでスッキリしたデザインになります。

天井面を見ていただくと、化粧梁が2本南北を縦断して、センターにシーリングファンがあります。
東面の梁からテレビボードの間はシンメトリーの間隔にします。
理路整然としすぎる場合のシンメトリーは好きではありませんが、天井のデザインをアシンメトリーのデザインにすると落ち着かなくなるので、ここはシンメトリーでいきます。

化粧梁に使用する材料は無垢集成材で、天井にアンカーボルトで固定して木目出し塗装で仕上げます。
■リノベーションプラン:東面飾り棚兼収納 立面図&断面図
東の壁全体(柱除く)に飾り棚兼収納を造作家具工事で設置します。
東面には奥行こそ浅いのですが、高さが60cmもある梁があります。
図面右側の断面図(床も天井もコンクリート)にあるように、梁をふかして収納の奥行に合わすことで面が揃い、凹凸がないスッキリしたデザインになります。

棚板の厚さ24mmに対して、重厚感が出るように、収納の縦パネルの厚さは40mmにします。
棚板はダボレール式可動棚にしますが、配置は図面の場合はシンメトリーの方がきれいなので、このように描いてますが、実際は飾るものによって段差を変えて配置した方がデザイン的に映ります。

また、飾り棚兼収納の背中にはアクセントクロスを使います。
■リノベーションプラン:西面テレビボード 立面図&断面図
左はテレビボード側の立面図、右は断面図です。
西側は奥行が深い下がり天井になっていて、下がり天井の側面にぶつけるようにテレビボードを立てます。

テレビボードの仕上げ材には木目のメラミン化粧板を使い、木目は横に流します。
天井が高いので、横目にした方がきれいです。
逆に天井が低い場合は、縦目にした方が天井が高く感じるようになります。

前述しましたが、配線スペースをテレビボードの裏に造って、見苦しい配線を隠します。
そのためテレビボード表面にはテレビで隠れるところと、デッキやチューナーを置くスペースに、配線孔キャップをそれぞれ2ヶ所設置します。

また念のために、2口家具用コンセントをテレビボードの左右に設置しておきます。
今回はテレビボードのデザインは、シンメトリーの方がきれいです。
テレビボードの左右を60cmの通路にして、2wayで裏側へ回れるようにします。
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リフォーム前 : トイレ&洗面脱衣洗濯室
リフォーム前平面図:矢印A リフォーム前平面図:矢印B リフォーム前平面図:矢印C