株式会社アイネックス ホーム 洗面脱衣室のリフォーム~入口の開き戸を引き戸に変更して洗面脱衣室を使いやすく 品川区

マンションリフォーム施工事例

洗面脱衣室のリフォーム~入口の開き戸を引き戸に変更して洗面脱衣室を使いやすく

リフォーム前洗面脱衣室入口
築年数:1年  予算:450万

■主な工事
キッチン交換
キッチン天板:天然御影石ボルガーブルー
洗面脱衣室入口:開き戸を引き戸に変更
寝室クローゼット改造
■リフォーム工事概要:分譲時パンフレットより
上の画像は洗面脱衣室(パンフレットはパウダールーム)の入口の前に立っています。

洗面脱衣室は内開きの開き戸のため、リネン収納の扉と干渉して非常に使い勝手が悪いので、引き戸に変更したいとのことです。
■リフォーム工事概要:分譲時パンフレットより
上の画像は洗面脱衣室(パンフレットはパウダールーム)の入口の前に立っています。

洗面脱衣室は内開きの開き戸のため、リネン収納の扉と干渉して非常に使い勝手が悪いので、引き戸に変更したいとのことです。
入口の開き戸と居室内の収納が干渉して使いづらい、これは新築マンションのデフォルト状態ではよくあることです。
何から何まで全部が使いやすいマンションというのは、そうはあるものではありません。
1年前に分譲された、ここ品川区の高級タワーマンションでさえ、あちこちに使いづらい問題があるそうです。
■リフォームプラン:平面図
洗面脱衣室の入口を開き戸から引き戸に変更するプランです。
引き戸を引き込むスペースも確保しなくてはいけないので、開き戸に比べ必要とする距離が開き戸の倍以上になります。

開き戸を引き戸に変更する際、有効開口寸法が狭くなる可能性が高いです。
そのため、開口有効寸法を明確にして(今回は68cm)、確認しておいてもらわないと、購入したもののドラム式洗濯機が搬入できない、ということになりかねません。
リフォーム前洗面脱衣室
左の壁に引き戸を引き込むため、スイッチ(洗面脱衣室照明用)は廊下に、コンセントは洗面台のミラーキャビネットの中に移設します。

また、引き戸を引き込む控え壁を造作するので、この洗面台は一旦外して再設置しなくてはいけません。
リフォーム前洗面台
現状開き戸がある壁の厚さが通常より薄い60
mmで、引き戸に変更する場合は最低でも70mmの壁厚を必要とします。

ここで問題があり、ミラーキャビネットを含めて洗面台をできるだけ右に寄せて、壁厚70mmを確保したいのですが、さてそれが可能かということです。
リフォーム前洗面台と壁の取り合い/左 リフォーム前洗面台と壁の取り合い/右
洗面台と壁の取り合い部分です。
リフォーム前洗面台と壁の取り合い/左 リフォーム前洗面台と壁の取り合い/右
なんと両側とも約15mmもコーキング(シリコン)を打ってあります。
アイネックスにおきましてはコーキングは3mm以下、最大でも5mmまでと決めています。

コーキングは納めるうえでの「逃げ」なので、広いほど工事はやりやすくなりますが、その分デザインが悪くなるし、劣化したり汚れたりで、いいことが一つもありません。

しかし、この杜撰な工事のおかげ?で、70mm以上の壁厚を確保できます。

洗面台とミラーキャビネットを移設して、洗面脱衣室の開き戸を引き戸にリフォーム

■リフォーム後洗面脱衣室入口
洗面脱衣室の照明のスイッチが廊下に移設されています。

スイッチの先が洗面脱衣室の引き戸です。

居室の建具は濃いブラウンですが、廊下収納に合わせて引き戸は白にしました。
■リフォーム後洗面脱衣室入口 ■リフォーム後洗面脱衣室入口
反対側からの画像で、引き戸を閉めたとき、開けたときです。
■リフォーム後洗面脱衣室入口
なにも干渉するものがなくなり、リネン収納が使いやすくなりました。
引き戸の効果です。 
■リフォーム後洗面脱衣室
引き戸と建具枠の出面がピッタリ合って、とても良い感じです。

洗面台とミラーキャビネットを右に寄せることができた賜物です。
■リフォーム後洗面脱衣室 ■リフォーム後洗面脱衣室
新築工事の杜撰なコーキングのおかげで、引き戸を引き込んだときに余裕があります。
■リフォーム後洗面脱衣室
引き戸は廊下の天井高に合わせてあります。
■リフォーム後洗面脱衣室
開き戸のドア枠を撤去した部分の床は、補修してきれいになっています。
■リフォーム後洗面脱衣室
引き戸を占めると、こんな感じです。
■リフォーム後洗面脱衣室
壁のコンセントはミラーキャビネットの中に移設しました。
それではお客さまから提供していただいた、リフォーム後の画像をご覧ください。
リフォーム前 : トイレ&洗面脱衣洗濯室
リフォーム前平面図:矢印A リフォーム前平面図:矢印B リフォーム前平面図:矢印C