株式会社アイネックス ホーム 三和土(たたき)の床材を貼り替えて明るくて広く感じる玄関にリフォーム

マンションリフォーム施工事例

アイネックスから新しいトイレ・洗面脱衣室・ユーティリティ空間をご提案 in 杉並区

三和土(たたき)の床材を貼り替えて明るくて広く感じる玄関にリフォーム

リフォーム前平面図 リフォームプラン
トイレと洗面脱衣室・ユーティリティを統合してホテル型スタイルにしましたが、もう1ヶ所リフォームをしたところがあります。
リフォーム前玄関三和土 リフォームプラン:三和土シート貼り替え
リフォーム前玄関三和土 リフォームプラン:三和土シート貼り替え
玄関の三和土を貼り替えます。
現状の床は450角のフロアタイルを貼ってあり、この上に同じくフロアタイルを増し貼りにします。

ひと口に増し貼りといっても、必ずしも増し貼りが可能ということではなく、既存のフロアタイルが浮いていたり、劣化が著しい場合は増し貼りでの施工は不可で、既存シートを撤去したうえで貼り直しになります。

あくまで既存シートの健康状態が良好というのが条件です。
リフォーム前玄関三和土
増し貼りで施工するうえで既存シートの健康状態はいいのですが、1つ問題があります。
この玄関ドアのステンレス床見切のところです。

現状、ステンレス見切材とシートがほぼフラットなので、このままの状態で増し貼りをすると、フロアタイルが見切材より上がってしまうため、納まり(見た目)も良くないですし、引っかかって?がれやすくなります。

そこで、上の画像とリフォームプランにある①②のフロアタイル部分で業を使います。
リフォーム工事中:既存フロアタイル撤去
①②のフロアタイルだけを撤去して、あとはそのままです。
リフォーム工事中:段差調整材 リフォーム工事中:段差調整材 断面図
これを使います。
厚みの異なる床材の段差を調整する材料です。

断面図を見ていただくと、片方の端部は厚さが3mmで、少しずつテイパーを取りながら薄くなっていき、最後に床面との段差をなくなるという代物です。

この段差調整材の3mm側の端部を既存フロアタイルの端部(同じく3mm厚)にぶつけて貼ります。
リフォーム工事中:段差調整材取付工事 リフォーム工事中:段差調整材取付工事
グレーの材料が段差調整材で、このようにドア枠の形に合わせて隙間なく取り付けます。
リフォーム工事中:段差調整材取付工事
段差調整材の取付が終わりました。

これで既存フロアタイルと下地コンクリートには段差がなくなり、緩やかなスロープになりました。
リフォーム工事中:フロアタイル増し貼り
いよいよフロアタイルの増し貼りですが、その前に既存の目地を埋めてフラットにしておきます。

このひと手間を怠ると、あとから目地の形がフロアタイルの表層に浮き上がってくる場合があります。
■リフォーム後玄関三和土
玄関の雰囲気が一変しました。
リフォーム前玄関三和土 ■リフォーム後玄関三和土
リフォーム前玄関三和土 ■リフォーム後玄関三和土
三和土の面積は変わりませんが、玄関が広くなった気がするとお客さまはとてもご満足気でした。
■リフォーム後玄関廊下 ■リフォーム後玄関廊下
■リフォーム後玄関三和土
新しい引き戸ともよく調和して、とても明るい玄関になりました。
リフォーム前 : トイレ&洗面脱衣洗濯室
リフォーム前平面図:矢印A リフォーム前平面図:矢印B リフォーム前平面図:矢印C